久しぶりに東京都大田区にある自然豊かなスポット「洗足池公園」へ足を運んだところ、思いがけず感動的な野鳥の瞬間に出会うことができました。池の周辺を散策していると、木々の間から聞こえてきたのは、オナガ(尾長)の幼鳥が親鳥にエサをねだる鳴き声。しばらく観察していると、親鳥が口移しでエサを与える給餌シーンを目の前で見ることができ、すかさずカメラに収めました。
オナガは関東地方を中心に見られる美しい野鳥で、青みがかった尾羽と愛らしい仕草が特徴です。特に幼鳥への給餌は限られた時期にしか見られない貴重な行動で、野鳥ファンや写真愛好家にとっては絶好のシャッターチャンス。洗足池は四季折々の自然が楽しめるだけでなく、こうした野鳥の生態を間近で観察できるスポットとしても人気があります。
カワセミ
普段は、シャッタースピードを1/500sにしていますが、明るいところにカワセミがいたので1/2000sにしてみたところ飛翔シーンを撮影することができました。
エゾビタキ
3年ぶりにエゾビタキ(蝦夷鶲)の姿を捉えることができました。秋の渡りの時期にしか見られないこの小型の渡り鳥は、スズメ目ヒタキ科に属し、北海道や東北地方で繁殖し、冬には南方へ移動することで知られています。エゾビタキが桜の木の枝にしばらく留まってくれていたため、じっくりと観察しながら複数のカットを撮影することができました。灰色がかった羽色と白いアイリングが特徴的で、桜の葉の間から見えるその姿はとても愛らしく、野鳥撮影の醍醐味を改めて感じさせてくれました。
ホシゴイ
撮影機材:Canon EOS R5 Mark2
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
-
- 焦点距離:500mm
- シャッタースピード:1/640s
- 絞り値:f7.1
- ISO感度:ISO 800
- 距離:11.7m
今日の撮影は8:30から9:30まで、電子シャッターで撮影し撮影枚数は1249枚、バッテリー残量は63%でした。