先週撮影できなかったキビタキを狙って、東京都大田区にある洗足池へ再訪しました。狙い通り、今回はキビタキのオスとメスの両方を撮影することに成功。秋の光に映える黄色い羽がとても美しく、野鳥撮影の醍醐味を存分に味わえました。
特に注目したのは、キビタキのメスの識別です。撮影後、画像を複数のAIツールで解析したところ、GoogleレンズとChatGPTでは「キビタキのメス」と判定された一方、Copilotでは「コサメビタキ」との診断結果が出ました。識別の決め手となったのは、下嘴(かかく)基部の色。キビタキのメスは黒っぽい嘴が特徴で、コサメビタキのように黄色がかっていない点が識別のポイントとなります。今回撮影した個体も、嘴の基部が黒く、体色や目の印象もキビタキのメスに一致していたため、最終的に「キビタキのメス」と判断しました。
このように、AIによる野鳥識別は非常に便利ですが、細部の特徴を見逃さずに自分の目で確認することも重要です。洗足池は都市部にありながら豊かな自然が残る野鳥観察スポットで、キビタキをはじめとする渡り鳥の撮影にも最適です。野鳥撮影に興味がある方は、ぜひ洗足池を訪れてみてください。季節ごとに異なる鳥たちとの出会いが待っています。
エナガ
洗足池に着いて最初に撮ったのはエナガでした。弁天島の近くの駐輪場にチャリを置いて、すぐエナガを見つけましたが、その後、キビタキを撮りに行った桜山でも撮影できました。
コゲラ
撮影機材:Canon EOS R5 Mark2
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
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- 焦点距離:500mm
- シャッタースピード:1/500s
- 絞り値:f7.1
- ISO感度:ISO 800
- 距離:9.2m
今日の撮影は8:00から9:30まで、電子シャッターで撮影し撮影枚数は1541枚、バッテリー残量は63%でした。